民進党、台北市長選に沈伯洋氏擁立=法学者、民間防衛普及にも尽力/台湾
また、中国による認知戦や偽情報の脅威を前に、民間防衛について市民に情報を提供する団体「黒熊学院」を立ち上げ、社会の防衛強靭(きょうじん)性強化に尽力してきた他、非営利団体(NPO)「台湾民主実験室」を創設し、民主主義の深化にも力を注いでいる。
頼総統は、沈氏は国際的視野や領域横断型の都市ガバナンス、市民に対する思いやりといった「3次元の統治」能力を兼ね備える人だとし、台北市民に支持を呼びかけた。
沈氏は、都市には「エコシステム」の形成が必要だと強調。台北が抱える課題として、人口流出や通勤時の交通渋滞、衛生環境、食の安全、育児環境などを挙げた上で、課題を解決するには、傷口に絆創膏を貼るような応急処置だけでは不十分だとし、長期的な計画によって「包括的な免疫システム」を備えさせる重要性を訴えた。
台北市長選は11月28日に投開票される統一地方選の一環として行われる。
(温貴香、葉素萍/編集:名切千絵)
