バス事故、目立つブレーキ痕なし 大きな衝撃で前方部大破、磐越道

福島県郡山市の磐越自動車道上り線で、マイクロバスがガードレールに衝突するなどし新潟市の北越高の男子生徒1人が死亡した事故で、現場に目立ったブレーキ痕がなかったことが7日、捜査関係者への取材で分かった。県警は自動車運転処罰法違反の疑いで捜査する。
現場は磐梯熱海インターの近くで、緩やかな右カーブ。バス前方部は大破し、ガードレールとみられるものが後ろのガラスを突き破っており、衝撃の大きさからブレーキをかけなかった可能性があるという。県警は運転していた無職男性(68)から事情を聴く方針。
国土交通省北陸信越運輸局は7日、新潟県五泉市のバス運行会社「蒲原鉄道」へ調査に入った。
また、レンタカー業者からのバスのレンタルなどを手配した蒲原鉄道は7日までに、学校側との金銭的な取り決めは「実費のみだった」と明らかにした。
同社によると、学校側から予算を抑えたいとの要望があり、レンタカーで対応したとしている。同社の営業担当が、知人を介して運転手に依頼したが、直接の面識はなく事故歴などは把握していなかった。


