その後も神戸は果敢に攻め、何度かシュートまで持ち込むが、得点には至らない。だが土壇場の後半アディショナルタイム3分、敵陣深くの右サイドに張っていた広瀬陸斗がワンタッチでクロスを上げると、武藤嘉紀が頭で合わせ、神戸が土壇場で追いついてみせた。試合は90分間で決着がつかず、延長戦に入る。

 延長戦に入ると神戸が主導権を握りつつ何度も決定機を作るが、得点とはならない。一方のアル・サッドもチャンスを作るが、神戸のGK前川がファインセーブを披露して得点を許さない。結局、延長戦でも決着はつかないまま、勝負の行方はPK戦に託されることになった。

 アル・サッドの先攻となったPK戦は、1人目はアル・サッドのフィルミーノ、神戸の大迫勇也、2人目もアグスティン・ソリア、武藤嘉紀とお互いに成功。しかし、アル・サッドの3人目クラウジーニョのキックは枠を捉えられず失敗し、神戸の3人目の日光揮が成功。4人目も互いに成功し、アル・サッドの5人目も成功。神戸の5人目、パトリッキが決めれば勝利という場面で見事に成功させ、神戸が激闘を制して準決勝に進出した。

 準決勝は、現地時間19日から20日にかけて行われる。

【スコア】
アル・サッド 3-3(PK戦:4-5) ヴィッセル神戸

【得点者】
1-0 6分 ラファ・ムヒカ(アル・サッド)
1-1 24分 大迫勇也(ヴィッセル神戸)
2-1 61分 ラファ・ムヒカ(アル・サッド)
3-1 69分 ロベルト・フィルミーノ(アル・サッド)
3-2 74分 井手口陽介(ヴィッセル神戸)
3-3 90+3分 武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)


【ハイライト動画】死闘制した神戸が4強へ! アル・サッドvsヴィッセル神戸