部屋をきれいに保ちたいという責任感が強い人ほど、じつは収納や引き出しの中にものの地層をつくってしまい、ものがあふれたり行方不明になりがち。そうなってしまう原因は、無意識に使っている「とりあえず」という口ぐせにありました。地層を生まないための、「とりあえず」の変換法をライフオーガナイザーの名倉永利子さんに教えてもらいます。

言い換え1:とりあえず買っておく→とりあえずお店に預けておく

以前の私は「安いから」「いつか使うかも」と迷ってなんでも買い物カゴに入れ、とりあえず買ってしまいがちでした。それがものを増やす元に…。

【写真】思い出のものは「とりあえずボックス」へ

とはいえ、最初から買わないと決めるのはストレスなので、「とりあえず今日はお店に預けておく(キープする)」と考えるようにして、店を出るようにしました。

本当に必要なら、後日必ず買いに行きたくなります。預けているだけと思えば、買わずに帰ってもものたりなさを感じなくなりました。

言い換え2:とりあえず扉の中や引き出しへ押し込む→とりあえず仲間の近くに置く

目の前の散らかり具合を消すために、「とりあえず押入れの中や引き出しの奥のあいているすき間に」ものを押し込んでしまう。これこそがものが「地層化」する始まりでした。

きっちりしまわなくてもOK。文具なら文具、紙なら紙の近くへ。「とりあえず仲間の近くにまとめておく」だけで、地層化せずに迷子も防げるようになります。

言い換え3:とりあえず置いておく→とりあえず保管箱へ移す

「とりあえず置いておく」とは、使う予定はないけれど、ものを捨てるのが心苦しいからそのままにしておくこと。しかし無理に捨てなくても大丈夫です。

よく使う一軍の引き出しからは出し、「とりあえず保管用の箱に入れて」二軍の場所へ移動させましょう。これなら痛みを感じずに、引き出しの中が乱れることなく、ものを整理できます。

頭の中に「とりあえず」が浮かんだら、ぜひ変換してみてくださいね。