この記事をまとめると

■ブリッツよりボディダンパーキット「B-MCB(ビーエムシービー)」が登場

■アイシン製のボディダンパーキットをベースにブリッツが独自にチューニング

■車種専用設計でフロント用とリヤ用を用意する

老舗チューニングメーカーから待望のボディダンパー登場!

 日本は自動車大国であるのと同時に、チューニングやカスタマイズも盛んで、この分野でも世界をリードしている。東京オートサロンや大阪オートメッセといったチューニングカー関連の大規模イベントは毎回大盛り上がりなのはもちろん、国内では各地でカスタムカー関連のイベントが開催され、そちらも大盛況だ。

 そんなチューニングシーンを牽引しているのは、もちろんさまざまなパーツを展開するチューニングメーカーにほかならない。今回紹介する老舗チューニングメーカーの「ブリッツ」が展開するパーツも、自動車大国である日本だからこそ生まれたパーツだ。

 ブリッツの新製品として展開される、この「B-MCB(ビーエムシービー)」と呼ばれる棒状のパーツ。これだけでは何かわからないかもしれないが、これはいわゆるボディダンパーだ。しかし、ただのボディダンパーではないところがブリッツ流。

 まず、ベースとなる本体は、クルマの純正パーツ、とくにミッションの分野ではお馴染みの業界大手、アイシンが手がけるダンパー、「モーションコントロールビーム」がベースとなる。この時点ですでに、アフターパーツ品で心配されがちな信頼性が担保されていると言えるだろう。

 このアイシン謹製の「モーションコントロールビーム」をベースに、ブリッツが長年、さまざまなチューニングカーの開発で培ってきたノウハウを投入。ボディ変形の抑制と乗り心地の快適性向上に加え、1台ずつ装着位置や効果の検証を行い、製品化に漕ぎ着けたという。

装着するだけで乗り味激変!?

 構造としては、主にスプリング機構と摩擦機構により構成されており、スプリング機構により荷重に対抗した反力を発生させることでボディの変形を抑制するとしている。一方の摩擦機構は、減衰力により不快な振動を吸収するほか、スプリング機構の変形抑制効果をさらにアシストする効果を持つ。それぞれが、いいところと悪いところをサポートし合っているイメージだ。

 一見ただの棒に見えるが、取り付けるだけで以下のような効果を得られる。

 1:ステアリング操作時にロール速度を抑制しボディの横揺れが減少

 2:ステアリング操作時に余分な操舵がなくなりトレース性が向上

 3:路面の凹凸などを乗り越した際にボディの縦揺れや横揺れ収束性が向上

 つまり、ハンドリング性能を向上しつつ、乗り心地までよくなる優れモノなのだ。車種毎に専用開発された取り付けブラケットや取付説明書等が付属するほか、車種別専用品も付属するので、専門店はもちろんだが、DIYが得意な人であれば、自分で取り付けできる手軽さも嬉うれしい(車体側に一部加工が必要な場合あり)。また、全商品にアルミ製のBLITZロゴステッカーのほか、ブルーとレッドの専用カラーリングシートを同梱されるので、ユーザーの好みの組み合わせで、エンジンルームをコーディネートできる要素も持つ。

 また、リヤゲート内に装着するリヤ用も設定され、応力が異なる2種類(1000N・3000N)が用意されるので、走るステージや愛車の仕様で選べる点も、ブリッツならではのこだわり。

 なお、チューニングやカスタマイズシーンではお馴染みの、車高調式サスペンション「BLITZ DAMPER ZZ-Rシリーズ」との同時装着・相乗効果のテストまでを実施しているので、すでに同社の車高調キットを使用しているユーザーであれば、さらに愛車のポテンシャルを引き上げることができるはずだ。

 今回紹介した「B-MCB(ビーエムシービー)」は第1弾として、まずトヨタGR86、スバルBRZ用のキットから展開される。価格は1本5万7200円、2本セットでは少し割安となる10万3400円だ。販売は2025年11月27日(木)からスタート。今後は、以下のモデルも順次開発予定とのこと。

●レクサスLBX MORIZO RR

●トヨタ86(ZN6)GRカローラ、GRヤリス、アルファード/ヴェルファイア(30/40系)

●マツダ:ロードスター/ロードスターRF(ND系)

●ホンダ:シビック(FL1)、シビックタイプR(FL5)

●ダイハツ:タント(650系)、ムーヴ(850系)

 最近では新車でも装着やオプション設定がされることがあるボディダンパー。ぜひ設定があるモデルに乗っているユーザーには、チューニングメーカーのノウハウが詰め込まれた、最新のハイパフォーマンスアイテムを試してほしい。