「片づけられない人」が最初にするといいことは?一生使える、効率のいい片づけ方:11月に読みたい記事
ESSEonlineに掲載された記事のなかから、11月に読みたいベストヒット記事をピックアップ!
片づけが苦手な人でも、スピーディーかつ効率よく進められる手順や方法について紹介します。ここでは、400軒以上の片づけをサポートし、片づけの力についての著書もある整理収納アドバイザー・Fujinao(フジナオ)さんが、リバウンドしにくい片づけのコツについて語ります。
※ 記事の初出は2024年11月。年齢を含め内容は執筆時の状況です。

どこになにを収納するか「ものの住所」を考える

片づけは、登山のように歩みを止めなければ最後は頂上に着くことができます。ですが、「できれば最短距離で登ってしまいたい」というタイプの人におすすめなのが最初にしっかりと計画を立てること。そのためにまず考えたいのが「ものの住所」です。
引越しをする前には、新居の間取り図を眺めて「ここは○○の部屋にしよう」「ここにあの家具を置こう」など、部屋の役割を意識してものの配置を決めますよね。ですが、長く住んだあとの片づけでは間取りよりもものに注目して、「これをどこに置こう?」という目線で片づけを進めがちです。
片づけというのは、「部屋の間取り」という変えることのできない枠の中でものをどのように配置していくかを考えることが基本です。しかし、ものを中心に片づけを考え始めると部屋の役割が曖昧になり、ものの住所が定まらず、結果散らかっていく…というパターンに落ち入りがちです。
片づけをスムーズに進めるためには、まず間取りを中心に部屋の役割を考え、ものの住所を決めていくのがおすすめです。引越しを計画していたときと同じように、「だれがどんな目的で使う部屋なのか」をはっきりさせて、その部屋の中に収まる量になるまで物量を減らす、というのがスムーズに進む手順です。

家の中にはリビングやキッチンのように皆で使う「公共のエリア」と私室やクローゼットのように「個人で使うエリア」がありますよね。私室がある場合は、そのエリア内に私物が収まるようにものの量を調整します。私室がない場合は、クローゼット内や部屋の一部に私物エリアを確保し、そのエリアから出ないように管理するようにしましょう。
家の中のエリアを明確に分けるとものの住所が決めやすくなり、片づけのリバウンドもしにくくなります。
ものを収納する場所から片づけ始める

各部屋に収納するものを決めたら、次に考えることは「どこから片づけを始めるか」です。
このときに意識したいのは「片づけはスライドパズルと一緒」ということ。たとえば、リビングに散らかった洋服を収納するには、クローゼットの中にスペースがないと片づきませんよね。なので、まずクローゼットを片づけてものを収納できるようにします。
このように、片づけたいものがあるのならば、それを納めるべき空間の中を見直すことから始めましょう。このステップを踏まずに、「置く場所がないから」と収納家具を増やしていくと、やがて家の中はパンクしてしまいます。また、忘れ去られた不要品が眠っているケースも多いので、クローゼットや納戸のような収納空間から片づけを始めるというのはとても効率がよい方法だと思います。
片づけで大切なのは、最初にしっかりと収納計画を立て、そのエリアに収まるようにものを減らしていくことです。片づけにつまずいてしまったときも、一度頭の中をリセットして、各部屋の役割と「だれが、どこのエリアを使うのか」を改めて考えてみるとスムーズに片づけられるようになるかもしれません。
