「小さい頃からの夢でしたし、兄のように早い段階でプロになりたいと思っていましたので。もちろん、岡山のゴールキーパーのレベルは高いですし、ブローダーセン選手はシュートストップの技術がずば抜けていて、あのレベルに引き上げるには相当な努力が必要だと覚悟しています。

 差を突きつけられても、やっぱり僕は高卒プロで勝負したかったし、兄も『プロに行けるなら絶対に早いうちに行ったほうがいい』と背中を押してくれた。この決断を正解にするためにこれから頑張っていきたいし、まずは残り半年の高校生活で日本一を取るために、この夏で妥協せずに1つの強固なチームになりたいと思います」

 決意を固めた表情だった。過去は変えられないからこそ、ここから全員で這い上がっていく。進路も決まり、視界が開かれた守護神の覚悟の夏はまだ始まったばかりだ。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)

【画像】広瀬姉妹・ガッキー・永野芽郁! 初代から最新20代目の月島琉衣まで「選手権・歴代応援マネージャー」を一挙公開!