暑い夏場はドリンクや溶けやすいものなど、冷蔵庫に入れるものが増えませんか? 普段よりパンパンになりやすく、「出し入れしづらい」「なにがあるのかわからなくなる」といったストレスになってしまうことも…。ライフオーガナイザーの尾花美奈子さんも以前はそういったストレスを抱えていましたが、ある工夫をしたことで改善されたそうです。今回は尾花さんに、夏でも冷蔵庫がゴチャつかないために工夫した空間の使い方をご紹介します。

夏の冷蔵庫がゴチャつく問題の解決策

夏場わが家の冷蔵庫に増えがちなのが、ペットボトル飲料、ゼリー、料理が入ったお鍋など。とくに家族が買ってきたものの場合は、そのときあいている場所に無造作に入れられてしまうこともしばしばです。

そうなると、「ペットボトルがジャマ!」「ここに置かないでほしい!」と、あちこちに移動させる羽目になってイライラしてしまうことも…。これではいけないと思い、暑い時季限定のものでも「定位置をつくる」ことにしました。

ペットボトルはドアポケット上段が定位置

スポーツドリンクや炭酸水など、普段は買わないペットボトル飲料は「冷蔵庫のドア上段のポケット」を定位置にしています。

ここにした理由は、正面の棚に置くと寝かせることになり、どうしても転がったり崩れてしまうことがあるからです。しかし、ドアポケットなら立てて収納できるので、転がるようなことはありません。

このポケットは少し視界に入りにくい場所にあるので、調味料などを収納すると使い忘れる危険があります。そのため、夏以外の季節はあえてあけておくようにしています。あけておけば、急にペットボトル飲料を冷やしたいときでもサッと入れられるので、とても便利です。

スイーツは専用の「臨時ボックス」を用意

ゼリーやケーキなど、「常備はしていないけれど、たまに冷やすもの」がありますよね? とくに夏場は、チョコレート菓子が溶けないように冷やしたり、帰省や旅行の際にスイーツを持ち帰ることも。そういう場合に備えて、わが家では冷蔵庫の上段右側に「臨時ボックス」を用意しました。

このボックスは普段は中身が空っぽ。急にやってきたスイーツを入れられるように、あらかじめ場所だけ確保しているんです。スペースがもったいないと感じるかもしれませんが、「いつスイーツが来ても大丈夫!」という安心感が得られています。

お鍋も入る冷蔵庫のあきスペース

夏は「お鍋をそのまま冷蔵庫に入れる」ということがありませんか? いくら火をとおしたものであっても、傷むスピードが早い暑い時季は、室温にそのまま置いておくのは危険ですよね。けれど、鍋ごと入れようとすると、かなり場所を取るので「入らない!」ということも…。

そこで、わが家では冷気の吹き出し口の前を「お鍋の一時置き場」としています。冷蔵室の冷気の流れを妨げないよう、普段はあえてあけている場所です。いざというときに、そこにお鍋などを置けるようにしておくことで、「しまう場所がない!」と困ることがありません。

夏は10割、ほかの季節は8割収納で先手必勝

夏にものが増えることを見越して、季節によって収納量を調整しているのもポイントです。わが家は夏以外の季節は、冷蔵庫の収納を7〜8割程度に抑えるようにしています。
そうすることで、

・冷気がしっかりまわる
・在庫がひと目でわかる
・出し入れがラクになる
といったメリットがあります。

そして、夏になったら10割収納へ。あらかじめスペースに余裕をもたせてあれば、急に冷やしたいものが増えても対応できます。

冷蔵庫の中がギュウギュウだと、あけるたびにイライラしたり、家族との小さなトラブルにもつながりがち。でも、少しの「先手」を打っておくだけで、心にも時間にも余裕が生まれますよ。