【U17日本代表】W杯へ挑む若きサムライたち──北原槙「将来はスペインで」独占取材から見る展望

2025年6月23日 20時40分

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動画「【U17日本代表】W杯へ挑む若きサムライたち──北原槙『将来はスペインで』独占取材から見る展望」では、U17日本代表のバレンシア遠征に密着。FC東京U18の北原槙選手、鹿島アントラーズユースの吉田湊海選手、元砂晏翔仁ウデンバ選手、そして日本代表U17監督・廣山望氏が、それぞれの視点からU17ワールドカップへ向けた思いと手応えを語った。

この6月、U17日本代表はスペイン・バレンシア遠征でカナダ、モロッコ、スウェーデン、アメリカといった強豪と連戦。「アジアカップから11月のワールドカップに向けてしっかり準備したい」と意気込む中、選手たちは手応えと同時に世界舞台で勝ち抜く難しさを感じている。

吉田選手は「初招集の選手の存在は意識していなかったですが、プレーでリードしたい」と語り、J1最年少デビューの北原選手に刺激を受けていると明かす。北原選手自身も「トップチームで学べるうちに、吸収できることはすべて吸収したい」「世界中で自分の名前が広がるような選手になりたいですし、出たら“こいつだな”と思ってもらえるようになりたい」と目標を熱く語った。

また「インパクトを残さないとワールドカップに戻れないので、“課題のほうが大きかった”」と悔しさをにじませ、克服に向けた意識を示した。彼が目標とするのは橋本拳人選手の「ボールを一人で奪い切る力」で、「トップチームやスペインでも吸収できるものはすべて吸収していきたい」と貪欲な姿勢を見せた。

廣山監督は、「選手たちには、“ヨシダ・ミナト”や“アントニー”といった個性をそのままプレーでイメージしてもらえるような存在になってほしい」と期待を語る。その個性については「日常のリーグでも、勝負に関わるゴールを奪う、ゴールを守るという点の一対一で特徴を発揮できることが武器」と明言。一方で「国際レベルのプレッシャー下でも、日常通りのパフォーマンスを出すことが今後の課題」と分析した。

最後に、北原選手、吉田選手、アントニー選手は選手それぞれが「A代表でのワールドカップ優勝」「J1でしっかり結果を残す」「チームに貢献して8強入り」などの夢を語り、廣山監督は「活動期間は少ないが、選手の感じた課題や自信をさらに深め、成長した姿でワールドカップに臨みたい」と締めくくった。若きサムライたちのさらなる飛躍に注目が集まる。