家族みんなが集うリビングは、気がつくとものが増えてごちゃつきがち。「片付けてもすぐに散らかる」「ものが多すぎて人を呼べない」と悩んでいる方に、リビングをすっきりさせるコツを4つ紹介します。古民家に移住し、5人家族で暮らす整理収納アドバイザー・ひでさん(44歳)が教えてくれました。

1:置くものを厳選し、私物は「寝るまでには自室へ持ち帰る」

整理収納アドバイザーとして、部屋づくりの相談を受けているひでさん。「リビングが片付かない」という悩む方の多くは、家族それぞれの持ち物が集まり、結果としてものが増えてしまうことがよくあるそうです。

【写真】過ごしやすいすっきりリビング

「部屋をすっきりさせるための第一歩は、とにかくものを減らすこと。わが家のリビングは造り付けの収納がないこともあり、リビングに置くのは『ここになければ困るもの』だけと決めています。

また、リビングは家族が共有して使うパブリックスペースと考えて、『個人のものは置かない』『持ち込んだら自室に片付ける』ことも大事にしています。子どもが大きくなってからは、子ども部屋に収納場所を確保し、自分のものを自分で片付けられる仕組みにしました。帰宅直後には、一時的に学用品がリビングに置かれることもありますが、そんなときは『寝るまでには片付けようね』と声をかけます」(ひでさん、以下すべて)

2:使う場所の近くにまとめて「出しっぱなし」を防止

散らかりにくくするため、ものの収納方法や置き場所にも気をつけているそう。

「リビングで使う子どものテレビゲーム機類は、テレビ台の引き出しに。お薬や体温計、綿棒、裁縫道具といった細かな用具も、まとめて1か所に収納しています。すべてものの定位置を決めておくことで、家族みんながどこになにがあるかがわかるので、使った人が片付けまでできるんです」

使用頻度の高いものは、仕舞い込みすぎず、取り出しやすい場所に置いておくことも大事。

「よく使うティッシュは、キッチンカウンターの上が定位置。食事中にとっさにティッシュが必要になったときに、ダイニングの椅子に座ったまま手を伸ばしてさっと取れる、この場所が便利なんです」

3:ごちゃついて見えるものは、とにかく目隠し

「紙類やコード類など、そのまま置いておくと雑然とした印象がでてしまいますよね。本や書類はすべて木箱に入れて、外から見えないように。木箱自体も、リビングの入り口から死角になっているソファ脇に置けば、存在感がでず部屋がすっきり見えます」

「充電ケーブルや電気コードは、カゴに入れて隠しておけば、インテリアにも馴染みます」

4:リビングに「家族それぞれの専用スペース」を設けて散らかり防止

自室がない場合などは、リビングの棚や引き出しに家族それぞれの専用スペースを設けて、自分で管理してもらうのも有効だとか。

「私は、テレビ台の引き出しを1つを、夫の『なんでもスペース』にしています。メガネや本などの夫がリビングで使うものは、なんでもそこに入れて、スペース内で管理してもらっています。引き出しを閉めてしまえば中は見えないので、一時置き場としても便利ですよ」

リビングを無理なくすっきり保ちたいという方は、ひでさんのアイデアをぜひ参考にしてみてください。