豚の首がピッチに転がる衝撃的光景 南米サッカーのワンシーンに海外騒然「どうやって持ち込んだ?」
因縁のサンパウロダービー
海外サッカーのブラジル1部リーグ・セリエAで、ピッチ上に豚の頭が投げ込まれるという衝撃の事件が起きた。その異様な光景に、海外ファンからは「クレイジーだ」「どうやって中に持ち込んだんだ?」など、様々な反響が広がっている。
事件が起きたのは4日(日本時間5日)、サンパウロで行われたコリンチャンス―パルメイラスの一戦。共にサンパウロ州を本拠地に持つライバル同士の戦いは、「サンパウロダービー」と呼ばれ毎回激しい戦いとなる。今回の試合ではゴールライン沿いに豚の頭が投げ込まれ、中断を余儀なくされるというまさかの展開となった。
英紙「デイリーメール」の記事によると、頭は前半パルメイラスのコーナーキック時に投げ落とされ、「コリンチャンスFWのユーリ・アウベルトがそれに気づいた。明らかに嫌そうな顔をし、駆け寄って頭を蹴り出した。その後、女性がそれを持ち去って広告ボードの後ろに隠した」と状況を伝えている。
記事では、1976年にコリンチャンスのワディ・ヘルー会長が、自チームの選手2人の死亡を受けた両クラブ間の試合の中断を拒否した相手に対し「豚」と呼んだことがきっかけで、パルメイラスはコリンチャンスのファンから「豚」というニックネームがつけられていると説明。続けて「2人のファンが逮捕されたが、証拠不十分で釈放されたという。豚の頭部がどのようにしてスタジアムに持ち込まれたかについては現在も調査が続いている」と伝えている。
米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門Xで同シーンの動画が公開されると、海外ファンからは「一体どうやって中に持ち込んだんだ?」「気持ち悪い」「なんてことだ。手に負えないファンもいるんだね」「クレイジーだ。どうしたらこんなことが起きるのか」と驚きの声が上げられた。試合はコリンチャンスが2-0で勝利している。
(THE ANSWER編集部)