前半、先制ゴールを決め祝福される横浜M・井上(中央)=撮影・伊藤笙子

写真拡大

 「ACLE・1次リーグ、横浜M5−0ブリラム」(6日、日産スタジアム)

 1次リーグ第4戦が行われ、横浜Mはブリラムに5−0で大勝した。前半にFW井上健太(26)のゴールで先制。その後に退場者を出した相手を押し込み、FWアンデルソンロペス(31)の2ゴールなどで突き放した。勝ち点7で3位に浮上した。

 横浜Mがブリラムに大勝し、ACLE東地区1次リーグは2勝1分け1敗で3位に浮上。ハッチンソン監督も「選手たちが頑張って、いい勝利をもたらしてくれた」と喜びを表していた。

 開始からボールを支配する展開を作ると、前半11分にFW井上のゴールで先制。同28分に相手が退場者を出して数的有利となると、横浜Mがゴールラッシュを見せる。前半46分にFWアンデルソンロペスがPKを決めるなどで3−0で折り返すと、後半にも2点を加えて突き放した。

 後半40分にはMF浅田大翔が16歳9カ月のクラブ史上最年少出場。「出る前は緊張をしていたが(ピッチに)入ったら緊張はなかった」と強心臓ぶりを見せた。過酷な15連戦後の休養を経た横浜M。“らしさ”が戻った価値ある勝利となった。