脳科学者茂木健一郎氏が語る、イーロン・マスクの異常な「トランプへの肩入れ」

脳科学者の茂木健一郎氏が、「イーロン・マスクさんは、トランプさんになぜここまで肩入れするのか？　そしてアメリカ大統領選挙で心配なこと。」というテーマで、自身の見解を示しました。茂木氏はイーロン・マスク氏の行動について「アメリカ大統領選挙におけるイーロン・マスクさんののめり込み方ってのはちょっと異常で」と指摘し、彼がTwitterX上でドナルド・トランプ氏を支持し、民主党のカマラ・ハリス氏を批判する投稿を続けることを問題視しました。

アメリカ大統領選挙が接戦となることを見越して、茂木氏は「Too close to callっていう、要するに選挙結果を宣言するのが、難しいという状況になりそう」と述べた上で、トランプ氏が選挙に負けた場合、選挙結果を簡単には認めないだろうと予測しました。

茂木氏はまた、イーロン・マスク氏の政治的な立場の背景には「個人的なダメージがあったとされる」と指摘し、「イーロンさんの息子さんの一人がトランスジェンダーになって、親子の縁を切ったことが影響しているのではないか」との見解を示しました。また、「一部では、トランプさんがもし大統領になったら、イーロン・マスクさんも政権入りするとされてるんですね」と、利益相反の懸念を挙げました。

茂木氏は、イーロン・マスク氏の成功の秘訣についても言及。「イーロン・マスクってのめり込んだときはこういう風になるんだと思ったんだよね」と、その熱量を評価するコメントも残しています。

そして最後に、茂木氏は「イーロン・マスクさんにとっては、トランプさんが負けた方が、まあ、めんどくさくないのかな」と独自の分析を交えて、今回の選挙戦を締めくくりました。