リーズで活躍する田中碧【写真:Getty Images】

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イングランド2部リーズの田中碧、現地メディアが格付けでは最高のA評価

 イングランド2部リーズ・ユナイテッドの日本代表MF田中碧は新天地でレギュラーに定着し、活躍を続けている。

 現地メディアによる今夏の新戦力の格付けでは最高評価のA評価で「今夏最もスマートなビジネスの一つ」と絶賛されていた。

 田中は今夏にドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフから完全移籍。加入直後はベンチスタートが続いたが、中盤に怪我人が続出した影響もあって第8節ノリッジ・シティ戦(1-1)からスタメンに定着した。正確なパスによる組み立てと安定した守備への貢献で、すでにチームに欠かせない選手となりつつある。

 英地元紙「ヨークシャー・イブニング・ポスト」は、今夏にリーズに加わった新戦力選手をAからDまでの評価で格付けを行っている。その中で田中は最高のA評価がつけられ、絶賛されていた。

「田中の獲得はリーズにとって今夏の最もスマートなビジネスの一つだった。当初思い描いていたよりも深い位置でプレーしているが、キャプテンのイーサン・アンパドゥ(負傷離脱中)が完全なフィットネスを取り戻すであろうシーズン後半戦には、彼がこのキャプテンの隣に立ち、素晴らしい中盤のパートナーシップを築くことは想像に難くない」

 リーズは中盤に優れたタレントを多く擁しているが、そのなかでも田中は主将のウェールズ代表MFアンパドゥとともスタメンに定着するだろうと予想されていた。(FOOTBALL ZONE編集部)