アーセナルの新星ヌワネリ photo/Getty Images

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カラバオカップ4回戦でイングランドの実質2部であるチャンピオンシップのプレストン・ノースエンドと対戦したアーセナル。ブカヨ・サカ(62分から出場)やカイ・ハフェルツ(46分から出場)、デクラン・ライスなどをスタメンから外して挑んだが、3-0の快勝を飾った。

1ゴール1アシストのガブリエウ・ジェズスや右サイドのラヒーム・スターリングなど、今シーズン苦戦していた選手たちが躍動したアーセナルだが、カラバオカップでまたしても存在感を残したのが、17歳のイーサン・ヌワネリだ。

この試合スタメン出場を飾ったアーセナルの新星は33分、ジェズスのパスをペナルティエリア付近で受けると、左足一閃。GKも一歩も動けないファーへの強烈なシュートを叩き込んだのだ。プレミアリーグでの出場は4試合で23分と少ないが、これでカラバオカップでは2試合で3ゴール。英『Daily Mail』は「昨晩の試合の後では、アルテタでさえもこのスターの卵の扉を半開きにしておくことはできない」と綴り、もっと起用すべきだと主張。

また「ゴールだけではない。特に前半の彼のプレイ全般が目立った。ゴールを脅かすポジションに何度も入り、ステップオーバーも披露した。将来が期待されるスター選手にとって、躍進の夜となった」と、17歳の新星を絶賛した。

今のアーセナルには世界トップレベルの選手たちが揃っているため、若いアカデミー育ちの選手たちがプレイ時間を確保するのは簡単ではないが、ヌワネリはもっと起用すべきだという声もある。

ポテンシャルは確かで、マルティン・ウーデゴーがいない今、攻撃に創造性をもたらしてくれる選手としてヌワネリは期待できるが、ここからプレミアリーグでのプレイ時間も増やしていくことはできるだろうか。