韓国メディアが侍ジャパン井端弘和監督の「動向」注視 韓国シリーズ視察で要警戒...「プレミア12」1次R同組
韓国メディアが侍ジャパンの井端弘和監督(49)の動向を警戒している。
地元スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は2024年10月30日、11月に開催される「WBSCプレミア12」の特集記事を公開。井端監督が25日に行われた韓国シリーズ(日本シリーズに相当)第3戦を現地で視察したことなどを報じた。
韓国シリーズはKIAタイガースが制す
「WBSCプレミア12」1次ラウンドは、6チームずつ2組に分かれて行われる。グループBの日本は、韓国、台湾、キューバ、ドミニカ共和国、オーストラリア。グループAは、メキシコ、米国、ベネズエラ、オランダ、パナマ、プエルトリコが入っている。
日本と同組の韓国では、日本の動向を注視しており、複数のメディアが井端監督の韓国シリーズ視察を報じた。
韓国シリーズは10月21日に開幕。リーグ1位のKIAタイガースと、リーグ2位のサムスン・ライオンズによって韓国一が争われ、KIAタイガースが対戦成績4勝1敗で頂点に立った。
地元メディアによると、KIAタイガースから7選手、サムスン・ライオンズからは4選手が「WBSCプレミア12」の代表候補に挙がっているという。
なかでもKIAタイガースのキム・ドヨン内野手(21)が注目を集めている。
井端監督は意外な選手に注目
キムはプロ3年目の今シーズン、141試合に出場して打率.347、38本塁打、109打点を記録。打率はリーグ3位、本塁打はリーグ2位につけ、打点、得点、安打など打撃部門で上位に食い込んだ。
ところが、井端監督が注目したのは意外な選手だったという。「スポーツ朝鮮」によると、サムスン・ライオンズのキム・ヨンウン内野手(21)に関心を示したという。
プロ3年目のキムは今シーズン、打率.252、28本塁打、79打点を記録。守備力に定評がある有望な若手で、今回初めて代表入りを果たした。
韓国球界の関係者によると、井端監督はキムのパンチ力に驚きを隠さなかったという。
スポーツ紙の報道によると、日本代表は29日に宮崎市内で事前合宿をスタート。日本シリーズに出場中のソフトバンク、DeNA勢を除いた24選手が参加したという。
日本は11月13日のオーストラリア戦(バンテリンドーム)が1次ラウンド初戦となり、15日の第2戦(台北ドーム)で韓国と対戦する。