始球式を務めた松井秀喜氏【写真:Getty Images】

写真拡大

松井氏は2009年にWSを制覇…シリーズMVPに輝く

【MLB】ヤンキース ー ドジャース(日本時間31日・ニューヨーク)

 ヤンキースGM特別アドバイザーの松井秀喜氏が30日(日本時間31日)、本拠地・ドジャースとのワールドシリーズ第5戦の始球式を務めた。2009年のワールドシリーズMVPがヤンキースタジアムに“凱旋”。球場は大歓声に包まれた。

 松井氏は黒いヤンキースのジャケットを着用し登場。球場でアナウンスされるとファンから大歓声が沸き起こった。捕手役を務めたホセ・トレビーノに向かってノーバウンドで投げ込むと球場は再び大歓声。そのままトレビーノと握手をしてベンチに下がった。

 松井氏は2003年から2009年までヤンキースに在籍。2009年のフィリーズとのワールドシリーズでは6試合で13打数8安打、打率.615、3本塁打8打点でMVPに輝いていた。

 ヤンキースにとっては世界一に輝いた2009年以来のワールドシリーズ。第3戦で当時主将を務めたデレク・ジーター氏、第4戦でポール・オニール氏が始球式を担当した。ヤンキースタジアム最終戦の“大トリ”を松井氏が務めた。

 チームは0勝3敗で迎えた第4戦に11-4で勝利。土壇場で第5戦に持ち込み、松井氏の始球式を実現させた。(Full-Count編集部)