横浜F・マリノスのジョン・ハッチンソン監督【写真:徳原隆元】

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ホームで浦和と対戦もスコアレスドロー

 横浜F・マリノスは10月30日に行われたJ1リーグ第35節で浦和レッズと対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。

 横浜FMは15連戦の15戦目であり、週末に行われた天皇杯から中2日の過密日程であったなか、試合後のインタビューでジョン・ハッチンソン監督は「日本サッカー協会がこのスケジュールを見て、配慮をしていただければ幸いです」とコメントを残した。

 横浜FMはリーグ戦では結果が出ずに、今季より指揮を執っていたハリー・キューウェル監督を7月に解任。ハッチンソンヘッドコーチが暫定監督として指揮を執っている。リーグ戦に加えて、ルヴァンカップと天皇杯では準決勝まで進出(ともに敗退)。さらにAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)も先月よりスタートし、代表ウィーク期間にも試合があり15連戦となっていた。

 浦和戦が15連戦の最後で、天皇杯のガンバ大阪戦から中2日ということもあり、ほとんど決定機を作れず0-0のスコアレスドローに終わった。試合後のインタビューでハッチンソン監督は「今日のパフォーマンスを見て、結果もそうですけど選手を誇りに思う。中2日で休む暇もなく、この試合を迎えました。(アンデルソン・)ロペスにしても渡辺皓太にしてもヤン(・マテウス)にしても、凄く試合に出ている選手を使わざるを得ない状況を本当に選手はよく戦ってくれたなと思う。日本サッカー協会がこのスケジュールを見て、配慮をしていただければ幸いです」と、過密日程について言及している。

 次戦は11月6日にACLE第4節でブリーラムをホームに迎える。約2か月ぶりに1週間の準備期間があるなかで横浜FMがどのようなパフォーマンスを見せるのか注目が集まる。(FOOTBALL ZONE編集部)