伝説のフィールド・コートが100年前の姿で復活
都心部では昼間はまだ暑いものの、山間部などのアウトドアシーンでは、夜はすでに10度以下になっているところもあるとか。今回は、寒い季節にはいる前に、入手しておきたい伝説のフィールド・コートをご紹介します。
初登場は1924年！まさにエポックメイキング
それはアメリカのアウトドア・ブランドL.L.Bean（エル・エル・ビーン）の新作「FIELD COAT（フィールド・コート）」です。
L.L.Beanは「Bean Boots（ビーン・ブーツ）」や「BOAT AND TOTE BAG（ボート・アンド・トート・バッグ）」などで有名な、アメリカはメイン州の老舗アウトドア・ブランド。
そんなL.L.Beanのド定番のひとつ、「FIELD COAT」が1924年のブランド初登場から100周年をむかえ、「1924 FIELD COAT（1924・フィールド・コート）」 と「BEAN’S FIELD COAT INSULATED（ビーンズ・フィールド・コート・インサレーテッド）」のふたつの新作が登場しました。
次の100年へ受け継ぎたい！オリジナルを忠実に再現
「1924 FIELD COAT（1924・フィールド・コート）」 は、スタートラインに立ち返り、ポケットの位置などの細部に至るまでオリジナルを忠実に再現。
オリジナルのルックスと肌触りを再現するため、表地にはブリティッシュ・ミラ レーンのオイルド・コットンを使用。ブリティッシュ・ミラレーンは、1880年創業の老舗生地ブランドで、撥水、耐水力を誇るオイルド・コットンの雄として、 時代を超えて愛され続けている生地なんです。
裏地にはL.L.Beanが誇るソフトかつタフなシャミー・クロスを配し、アニバーサリーエディションならではのプレミアムなフィールド・コートに仕上がっています。
100年の重みをアップデートしたJAPAN EDITION
そして、「BEAN’S FIELD COAT INSULATED」は、真冬も暖かく過ごせる先進の3DeFX+のインサレーションにこだわった日本限定の「FIELD COAT」。
3DeFX+とは、3D構造の中綿をベースに、東レの先端ストレッチ素材と縫製技術を組み合わせることで、暖かさ、動きやすさと快適性を実現した新感覚快適ウェアのことで、見た目の重厚さとは裏腹に軽やかな着心地を実現。
永く愛されつづけた名品
L.L.Beanの「FIELD COAT」は、「メイン・ダック・ハンティング・コート」という名称でカタログ誌上で1924年に誕生し、森に生い茂る尖った低木もものともしないその強靱さと、冷たい雨も跳ね返す優れた防水性によって、当時のアウトドアマンたちに人気を集めたアイテム。
そこからアップデートしながらもハンティングウェアとしての実用性と、カジュアルウェアとしての洗練さ れたスタイルを両立し、100年間愛されつづけた、まさに名品。似たようなデザインのコートも幾多あり、世界がお手本にした伝説のコートなんです。
100周年を記念してリリースされた2種類の新作コートは、これからも継承していきたい一着かと。
