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大分県国東市でタマネギを生産している総合商社の事業拡大を後押ししようと、県が29日、企業側と連携協定を結びました。

【写真を見る】タマネギの生産拡大へ 県と双日が連携協定を締結 大分

総合商社の双日は輸入品が多い加工・業務用タマネギの国内生産を2022年から国東市で行っています。

29日は県庁で佐藤知事が藤本昌義会長CEOと事業の拡大に向けた連携協定に調印しました。双日は、地元の畜産農家から出るたい肥などを使用した循環型農業をベースに、今年度10ヘクタールで500トンを作付けしています。

県は栽培の技術や加工施設の整備などを通じて生産を後押しします。

(双日 農業・地域事業開発室 岡田拓真室長)「タマネギは裾野をも広いと考えていますし、そこに雇用の確保にもつながってくる。タマネギを通じて生産してそのまま出荷するのみならず、加工等も含めてやっていきたい」

双日は2032年度までに100ヘクタール・5000トンの生産を目指します。