必要なものを詰め込みすぎて、バッグの中身があふれそうになりませんか? 一方で、シンプリスト兼バッグマニア・ゆるりまいさんは、ないと困るものを厳選して、重さを驚異の529gにまとめているそう。ここでは、ゆるりさんがバッグの中身と軽量化のコツを3つ紹介します。また、ESSE読者のバッグも大公開。

好きなバッグを使いたくて中身を軽くしました

漫画家でシンプリスト兼バッグマニアの、ゆるりまいさん。じつは3年ほど前から、病気の後遺症で重いバッグが持てなくなってしまったと語ります。しかし、ゆるりさんは無類のバッグ好き。好きなバッグを使うため、持ち歩くものの軽量化を目指したそうです。

【写真】「2軍の必需品」を入れたカゴ

「まず行ったのは、ものの選別です。ないと本当に困る1軍メンバーをじっくり考えて選び、次にそれらをできるだけ小さく軽くする方法を考えました。1軍はいちばん小さいバッグに入る分だけに限定。それ以外のものは専用カゴに入れておき、必要なときにその都度バッグに加えるようにしています」(ゆるりさん、以下同)

1:持ち歩くものの1軍と2軍をつくる

2軍メンバーを入れたカゴは、バッグの収納場所近くが定位置。

「2軍は使う予定があるときのみバッグに入れますが、次第になくても平気に。そんな成功体験が増えるごとに、荷物は少なくなります」

2:一度、中身をすべて出して優先順位をつける

バッグの中身をすべて出し、使用頻度ごとに分類して優先順位づけ。バッグの重さに悩む読者にもおすすめのワザだそう。

「これをやって、毎日使うものは案外少ないことに気づきました」

●長年愛用しているポーチに合わせて中身を小型化

外出時の必需品を入れているのは、お手入れしながら長年愛用しているポーチ。

「目薬は使いきりタイプに替え、リップは容器に入れ替えてなんとかポーチに納めました」

3人のESSE読者が「バッグの中身」を公開!

ここで、ESSE読者が使うリアルなバッグの中身をのぞき見してみましょう。荷物を最小限にする人もいれば、バッグの容量を大きくしている人まで、三者三様です。

●普段のお出かけでもお気に入りのバッグを使う

「子どもが小さい頃は荷物が多いのが悩みでした。今は荷物を最小限にして、お気に入りのブランドバッグを愛用しています」(加藤優子さん・45歳/バッグの重さ:898g)

●荷物は最小限でもお守りアイテムは欠かせない

「バッグの収納量は多くても入れる荷物は最小限に。ただし、愛用のびわの葉エキスだけはお守り代わりに持ち歩いています」(石黒実恵子さん・42歳/バッグの重さ:1300g)

●バッグが大きいので取り出しづらく、重い…

「子ども用の荷物が多いので、バッグはいつも大きめ。ポーチで小分けしても、埋もれてしまって取り出しにくいのが悩み」(通地陽子さん・46歳/バッグの重さ:1987g)