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 ヤンキースのアーロン・ブーン監督が25日(日本時間26日)、ワールドシリーズ第1戦の試合前会見に出席。大谷翔平投手(30)をはじめとしたドジャース打線対策に言及した。

 自軍はこの日、先発するコールを筆頭にロドン、シュミット、ヒルらが控え、先発陣は豊富。「ブルペンデー」を実施するとみられるドジャースより有利かと問われると「分からない」としつつも「でも、ポストシーズンでは成功したこともある。私たちのグループには、自分たちの得意とすることで大きな自信を感じている」と自分たちの戦い方ができるとした。

 その上で「ドジャースも同じように、自分たちのグループや物事の組み立て方に自信を持っている。2つの傑出したチームの戦いだと思う。どちらが有利かはわからない。結局はどちらがベストなプレーをするかだ」と続けた。

 また、大谷、ベッツ、フリーマンとMVPトリオが揃うドジャース上位打線をブルペン陣がどう対策するのか、左打者、大谷のために左腕を投入するのか尋ねられ「必ずしもそうではない。いろいろな違いを見極めたい。つまり、左投手もいるし、左打者をアウトにするのが得意な右投手もいる。だから、シリーズを通してそれをうまくミックスできればいい」とした。

 そして「翔平のことだ。決して相性がいいとは感じないが、彼を少しは無力化できるような一握りの選手がいることを期待している」と“大谷封じ”をしてくれる投手に期待を寄せた。