Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、10月25日の第1試合に出場する4選手を発表した。チーム戦のMリーグながら、今回集まった4人は所属するプロ団体で最高峰タイトルの獲得経験があるものばかり。さながら「タイトル統一戦」とでも言えそうなトップランナーが大集結した。

【映像】もはやタイトル統一戦!強豪4選手が集結(生中継)

 KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)は、第18期の雀王。このタイトル獲得が、後のMリーグ入りを大きく後押しすることにもつながった。今シーズンは開幕から絶好調で、早くもプラスポイントは300近くまで積み上げた。堀の辞書には、麻雀において「手を緩める」という記述はない。

 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人は、鳳凰位を3度(第37期・第38期・第40期)獲得。Mリーグでも2020-21シーズンの個人スコア(MVP)と最高スコアの2冠に輝いた。他のプロから憧れられる圧倒的な攻め麻雀は衰え知らず。相手が強者だろうと弱者だろうと、やることはまるで変わらず、叩きのめすのみだ。

 渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)は、令昭位を5度 (第1、3、6、8、11期)獲得しているほか、数々の大会で優勝。Mリーグでは初年度にあたる2018-19シーズンでMVPになった。ここぞという場面での勝負強さはさすがのひとこと。感情こそ出すが、慌てるというケースは皆無だろう。

 U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)は、第46期の最高位。さらに昨シーズンはMリーグでもMVPを獲得した。「戦闘民族」の異名らしく、ひるまず攻めを貫くあたりが相手に脅威を与え続ける。敵が強ければ強いほど闘志を燃やす。そんなタイプだ。

【10月25日第1試合】

KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)個人1位 +291.2
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)個人6位 +105.3
渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)個人18位 ▲18.7
U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)個人19位 ▲23.7

【10月24日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +313.7(20/96)
2位 赤坂ドリブンズ +201.0(20/96)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +166.5(20/96)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +21.2(20/96)
5位 U-NEXT Pirates ▲50.9(18/96)
6位 TEAM雷電 ▲73.7(22/96)
7位 EX風林火山 ▲110.6(22/96)
8位 BEAST X ▲238.8(22/96)
9位 渋谷ABEMAS ▲248.4(20/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)