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 プロ野球ドラフト会議が24日、都内のホテルで行われ、12球団が支配下・育成ともに選択を終了。日本生命・山田健太内野手(24)の名前は呼ばれなかった。

 立大4年時にドラフトでは指名確実とみられていたが、まさかの指名漏れ。それでも日本生命でプレー続行を決め、入社1年目から都市対抗と日本選手権の2大大会を経験。「ここに来て良かった」と一発勝負の社会人野球で勝負強さを磨いてきた。

 強打の右打ち内野手として大阪桐蔭では3度の甲子園優勝、立大でも主力を張った。際立つ実績がプロ入りにつながらず話題となったものの、あるNPBスカウトは「社会人になって打撃が良くなっている」と評価していた。

 しかし、またしてもプロ入りはかなわず、ネット上では「指名されず…悲しい…」などと残念がる声が相次いだ。

 ◇山田 健太(やまだ・けんた) 2000年(平12)7月19日生まれ、愛知県出身の24歳。小学2年で野球を始め、千代田中では東海ボーイズに所属。大阪桐蔭では2年春から4季連続で甲子園に出場し3度の全国制覇に貢献。立大では1年春からリーグ戦に出場し、日本生命でも1年目から都市対抗、日本選手権に出場。1メートル83、87キロ。右投げ右打ち。