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 プロ野球ドラフト会議が24日、都内のホテルで行われ、東海大相模(神奈川)の藤田琉生(りゅうせい)投手(18)が日本ハムに2位で指名された。

 世代No.1の大型左腕。最大の魅力は1メートル98の長身から投げ下ろされる最速150キロの直球。二段モーションを取り入れた今春以降は制球力が安定し、スカウトの評価も急上昇した。

 夏の甲子園では全3試合に先発登板して計21回1/3を投げて防御率0・84、18三振を奪うなどエースとしてベスト8入りに大きく貢献。U18日本代表にも選出され、アジア選手権の台湾戦では国際大会初先発で4回2/3を2安打無失点。零封リレーを演出した。

 グラウンドでは笑顔を見せないことから、高校野球ファンに「戦う顔」と称される。

 ◇藤田 琉生(ふじた・りゅうせい)2006年(平18)11月17日生まれ、神奈川県出身の17歳。小学1年時に羽鳥ファイターズで軟式野球を始め、羽鳥中では湘南ボーイズに所属し、3年夏に全国優勝。東海大相模では1年秋からベンチ入りし、今夏の甲子園ではベスト8入りに貢献。50メートル走5秒96、遠投100メートル。1メートル98、96キロ。左投げ左打ち。