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「ぶつかりおじさんが追いかけてきて後頭部を殴られました」

Xでそんな投稿が波紋を呼んでいる。投稿者(@Movingrock6V)によれば、「脳震盪で全治2週間の怪我となりましたが警察到着前に犯人が逃げており、防犯カメラの死角だったため検挙は難しいそうです」という。

事件が起きたのは、10月21日の朝8:56頃、JR東日本の田町駅芝浦口側の2階デッキ上でのこと。相手は「身長175cm前後の40〜50代の男性で、やや太め、黒のスーツ風上下、黒縁メガネ姿」で、投稿者とぶつかる際、順路を逆走してきたようで、「殴ったあとは『いつもぶつかりやがって!』『地域住民を舐めるな!』と叫んでいた」と振り返っている。

●後頭部を殴り、側頭部には膝蹴り

投稿者のウゴクイワさんは、弁護士ドットコムニュースの取材に対し、犯行時の状況について、「お互いの肩がぶつかって、そのまま通り過ぎて10mくらい離れた後、犯人が凄い勢いで追いかけてきて、後ろから衝撃を感じました」という。

「その後引きずり倒されたので『警察を呼んで』と叫びました。目撃された方の話では、私の後頭部を殴ったそうです。私は引きずり倒された時に側頭部に膝蹴りされた印象の方が強かったですが、右後頭部にも痛みがあるので殴られていたようです」

現場をみた複数の目撃者が通報した他、自身でもすぐに110番したという。全治2週間の診断書をもらっているが、警察からは「証拠にあたるので待ってほしい」と言われ、現時点では被害届は提出していない。

「検挙は難しい」と投稿したことについては、「犯行の瞬間や目撃者が犯人を撮る意思で撮影した動画がないと、似た風体をもとに捜査しても否認された時に証拠がなく起訴できない」という警察の見立てを記したものだという。

そのため「何人かの方がカメラを向けておられました。近くで大声で叫んで人を掴んでいる黒スーツの男性を写真・動画におさめていた方はご連絡を頂けますと幸いです」と呼びかけている。

情報提供や連絡は三田警察署まで。