練習に汗を流すなでしこジャパン・北川(左)ら

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 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が23日、千葉市内で国際親善試合の韓国戦に向けて練習を行った。8強に終わったパリ五輪から再出発となる一戦へ、DF北川ひかる(27)=ヘッケン=は「全力でぶつかって、これからのなでしこジャパンはさらに進化していくところを見せたい」と意気込んだ。

 日差しが照りつける中、約1時間半強度の高いメニューをこなした。ハーフコートでのミニゲームで左サイドバックに入ると、今回の活動で就任した元日本代表内田篤人コーチからアドバイスを受けた。「選手への対応がうまい。同じポジションとして吸収できることも多いです」と、世界の舞台で貴重な経験を積んできた新コーチから大きな刺激を与えられた様子だ。

 また、サッカー以外の話題でも盛り上がったといい「自分の中学生の先生が(内田と)同じ先生だった」と笑顔で驚きの共通点を告白。詳細は明かさなかったものの、今後も「視野の広さとかを聞きたい」と“内田先生”から教えを請い、レベルアップを目指すつもりだ。