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 元NEWSでミュージシャン・手越祐也(36)が23日深夜放送のテレビプロデューサーの佐久間宣行氏(48)がパーソナリティを務めるニッポン放送「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(水曜深夜3・00)にゲスト出演。日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」(日曜後7・58)への思いを語った。

 13日放送の同番組で4年ぶりに番組復帰した手越。収録したのはオンエアの「1、2週間前」とし「撮って出しに近い」と明かした。「本当のサプライズだった」という手越は4年ぶり出演となったことに「なかなか4年って…ワールドカップだったりオリンピック、ロケで話しましたけど。で、いきなり来たので…今解禁!?みたいな。わからないじゃないですか。僕の中でもタイミングが」と急な復帰に驚いていた。

 同番組には「(宮川)大輔さん、内村(光良)さんは本当に兄貴とパパみたいな方で。やっぱり『イッテQ!』という番組は19歳から僕はスタートしているんですけど、間違いなくバラエティーのいろはだったり、全てを教えてもらった番組。街を歩いてても“イッテQ!見てます”って話しかけられることが多い」と、感謝をしてもしきれないとした。

 4年ぶりに出演できたことに思いがあふれそうになったが、先に宮川が泣いたため「ちょっと冷静になって、ここで俺も泣いちゃ…涙×涙になる」と思いこらえたことを明かした。

 佐久間氏が「これ言っていいのかな?わかんないんだけど」と前置きして「多分だけど『イッテQ!』までテレビは我慢してよね?きっと」と聞いた。

 これに手越は、この4年間でほかの番組からはオファーもあったが「そうですね。やっぱり地上波に最初にお世話になる、出させていただくっていうのだったら、やっぱり『イッテQ!』に育ててもらった以上、そこに…。本当に宝物のような番組なので。義理もあるし。なので地上波一発目に出るのは『イッテQ!』って決めさせてもらってた」と思いを口にした。

 VTRでは、法被姿の内村、宮川と再会を果たし、イタリアへ。イタリア北部のコマッキオで、うなぎ舟と呼ばれる舟を使ったレースに挑んだ。ロケの自撮り動画では、「ていっ!手越祐也です!」と、番組でおなじみのポーズを久々に披露。これまでと変わらない笑いどころたっぷりの奮闘ぶりに、ネット上でも大きな反響を呼んだ。

 手越は「イッテQ」に、07年2月の番組開始時からレギュラー出演。チャラ男キャラが過酷な海外ロケに挑む姿で人気だった。20年5月に新型コロナウイルスの緊急事態宣言下で、飲食店に外出していたことが2度にわたって発覚。活動自粛となり、翌6月に事務所を退所した。これに伴い、「イッテQ!」など全レギュラー番組を事実上の降板となっていた。