【現代ビジネス編集部】栗山英樹氏の自宅が「空き巣被害」に遭っていた…!近隣住民が不安視する「闇バイトとの関連性」

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現役時代に購入した一軒家

北海道日本ハムファイターズの監督を10年間務め、2023年には「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)で日本代表を優勝に導いた、名将・栗山英樹氏(63歳)。

そんな栗山氏の自宅が「空き巣被害」に遭っていたことが『現代ビジネス』の取材で分かった。

東京郊外の住宅街。一軒家が立ち並ぶエリアの一角に、名将の名が刻まれた表札を掲げた、2階建て住宅がある。

「ヤクルトスワローズに所属していた現役時代の1989年に、約5000万円で栗山氏が購入したという2階建て一軒家です。彼が生まれ育ったエリアに近く、愛着のある場所のようです。一戸建てを購入したことは当時の週刊誌でも報じられています」(スポーツ紙記者)

いったい何があったのか

1階、2階ともに締め切られたカーテン。テレビアンテナが取り付けられてはあるものの、自宅から人の“生活臭”のようなものは感じられない。

この地に長く住む近隣住民はいう。

「ああ、あの家ね。現役時代は栗山さん本人も住んでいましたよ。彼の引退後はご両親が住んでいた時期もありました。ただ、ここ数十年は空き家状態。栗山さん自身も、もう30年近く帰ってきていないはずです。今は、近くに住む方と球団関係者が家の管理をしていると聞いています」

その“空き家”で何があったのか。全国紙社会部記者はこう語る。

「9月14日、栗山氏の自宅を管理する近隣住民が、荒らされた室内に気づいて通報し、事件が発覚しました。納戸やデスク周りが特に荒らされており、警察では金品狙いの犯行と見て捜査をしているようです。捜査関係者によると、現場の状況から犯行に“プロっぽさ”は感じられなかったといい、単独・複数の両面から犯人の特定を進めているとのことです」

闇バイト」との関連を不安視する声も

ここにきて首都圏では「闇バイト」の犯行とみられる強盗事件が相次いでおり、警視庁と埼玉、千葉、神奈川の4都県警は18日、合同捜査本部を設置。犯行グループの実態解明を進めている。

実は最近、栗山氏の自宅近辺では同様の「空き巣被害」が複数発生しているという。近隣に住む別の住民男性は話す。

「家の近くにパトカーが複数台停まっているから『何事か?』と思ったら、高齢者が単身で住む家に泥棒が入ったみたい。幸い、怪我人はいなかったようだけど、やっぱり怖いよね。つい最近も、近くで同じような事件があったんだよ」

この男性は、「この辺りは一人暮らしの高齢者が多いから…」と不安そうな表情で続ける。

「東京都とはいえ、ここは田舎町だからねぇ。栗山さんのお宅みたいに空き家状態の家もあるし、一人で住む高齢者も多いんだ。そんな場所で物盗りなんていう物騒な事件が続いているから、『闇バイトに情報が洩れているのではないか?』って不安がる人もいる。しかも、栗山さんの事件は彼の家に狙って入った可能性もあるでしょ? 近くに住む人間としてはやっぱり怖いよね」

つづく後編記事『栗山英樹氏の自宅に「空き巣」が入っていた…!第一発見者が明かす「事件の真相」』では、事件の顛末についてさらに迫ります。

栗山英樹氏の自宅に「空き巣」が入っていた…!第一発見者が明かす「事件の真相」