【DeNA牧秀悟と一問一答】主将として決勝打「ベンチのみんなが立っているのを見ただけで幸せ者」
◇セCSファイナルステージ第6戦 DeNA3―2巨人(2024年10月22日 東京D)
DeNAは巨人を3−2で下し、17年以来7年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。9回に主将の牧秀悟内野手(26)が勝ち越し打を放った。3連勝でCS突破に王手をかけてから2連敗。3勝3敗の崖っ縁に追い込まれながら、下克上を果たした。
会見には三浦監督、牧、戸柱、佐野が登壇。牧のコメントは以下の通り。
――ファイナルステージを振り返って?
牧秀悟「ファーストステージからファイナルステージまで油断できない試合が続いた中で、今日の試合を勝ち切ることができたのでうれしく思います」
――自身のバットで決着をつけた
牧「ファイナル入ってから投手が最少失点で抑えて攻撃に行きやすい流れを作ってくれた。今日も最少失点で抑えてくれたからこそ今日は自分でしたけど打てて勝てた。投手野手が一丸となれた」
――タイムリーの瞬間ベンチは歓喜に沸いた
牧「食らいついて、どの球打ったのか覚えていないくらい。一塁駆け抜けた後、ベンチを見たら皆が立っていた。それを見ただけで幸せものだなと思った」
――いい形で終えた
牧「(シーズン)3位に終わった悔しさを選手スタッフ裏方さんが全員持っていた中で、こうして2位、1位のチームを倒せた。悔しさのあるぶん、このシリーズも強く戦えた」
――主将として見てチームは成長した?
牧「ずっと緊張していたし、気を抜くことはできなかったが、最終戦に勝つことができてホッとしている。(次へ意気込み)今は考えられないが、今日の喜びを全員で分かち合いたいし、時間あるので日本シリーズに向けて気持ち作りたい」