リフティングをする湯浅(撮影・中田匡峻)

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 阪神の湯浅京己投手(25)が20日、母校の聖光学院が秋季東北大会を優勝したことに刺激を受けた。

 鳴尾浜でのトレーニングが終わると、試合は終盤だった。スマホの画面越しに応援し、1点差の接戦を制して頂点へ。7年ぶりの快挙に「僕らの時も勝っていない。すごいと思います」。これでセンバツ出場も当確となり「神宮大会もセンバツも1つでも勝てるように頑張ってほしい」とエールを送った。

 湯浅自身は8月末に受けた「胸椎黄色靱帯骨化切除術」からリハビリの日々。今でも監督や部長とは食事に行くなど、激励してくれる存在だ。「後輩たちが頑張っている姿を見ることもできてうれしいし、もっと頑張らないといけない」。後輩に負けじと復活を目指す。