Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、10月18日の第1試合に出場する4選手を発表した。先発には、剛腕を振りかざすような戦いを見せる4人が揃うことに。力と力のぶつかり合いのような卓組みで、勝利をもぎ取るのは誰だ。

【映像】剛腕雀士が大集結!(生中継)

 スケールの大きな麻雀といえば“ゼウス”の異名を持つ赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)のフィールド。独創的な打牌選択で、いくつものドラマを生んできた。勢いに乗った時の神がかった強さは、昨年叩き出した歴代最高スコアでも実証済み。激しい叩き合いになるほど、さらに強さにも磨きがかかる。

 迫力といえばBEAST X・鈴木大介(連盟)も譲らない。今期は開幕からその剛腕を振りかざし、ここまで3ケタプラスで個人ランクも上位をキープ。アマチュア時代から、相手をなぎ倒すような麻雀によって各大会で活躍してきただけに、うまく立ち回るようなものは似合わない。正面衝突、臨むところだ。

 身長ならMリーグNo.1のセガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)だが、Mリーグ参戦1年目からロケットスタート。ここまで4戦してトップ2回・2着2回と連対率100%。トップクラスと実力、実績は新たな舞台でも揺るがなかった。ゴツゴツとぶつかるような卓で、どう立ち回るか。

 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)は、バランスを見ながらいろいろな戦いができるタイプだが、剛腕3人に囲まれた中での戦い方が注目されるところ。3人を上回るように攻め立てるか、それとも隙間を狙って一撃入れるか。東1局から、その動向が注目される。

【10月18日第1試合】

赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)個人30位 ▲65.2
KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)個人16位 ▲1.7
セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)個人2位 +166.2
BEAST X・鈴木大介(連盟)個人4位 +106.3

【10月17日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +248.0(16/96)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +142.7(18/96)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +99.8(16/96)
4位 赤坂ドリブンズ +72.2(16/96)
5位 U-NEXT Pirates +1.7(16/96)
6位 BEAST X ▲38.5(16/96)
7位 TEAM雷電 ▲55.9(18/96)
8位 EX風林火山 ▲206.4(18/96)
9位 渋谷ABEMAS ▲283.6(18/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)