筋肉界のカリスマが警鐘!いきすぎた筋トレの先に待つ“3つの地獄”

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10月11日(金)の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』では、“筋肉界のカリスマ”プロボディビルダー・横川尚隆が登壇。

筋肉を追い求めすぎたことでさまざまなしくじりを体験した横川が、“筋トレに沼りすぎて地獄を見ないための授業”を行った。

番組冒頭では、20代〜50代の社会人で41パーセントの人が筋トレをしているというデータを発表し、健康のために筋トレをする人が急増しているなかでも、「筋肉に没頭しすぎると予想外のしくじりを生んでしまう」と警鐘を鳴らした横川。

自身も筋トレに没頭するあまり「体調不良の連続、彼女と破局、住む家がなくなり借金600万円」というしくじり状態に陥ってしまったと打ち明ける。

そんな横川の授業では、「横川尚隆直伝!しくじりマッチョの作り方〜筋肉を求めた先に起こる『3大地獄』〜」と題し、実体験をもとにいきすぎた筋トレの先に待ち受ける地獄について解説した。

1つめの地獄について「とにかく体調を崩しやすい」と明かした横川は、“オープンウインドウ”という激しい運動をした直後一時的に免疫力が低下する現象によって、筋トレをやりすぎると免疫力が下がり体調不良になりやすいと説明。

さらに彼は「365日タンクトップ、ときどきパンイチ」というマッチョタレントの悲しき宿命があるとし、「(タンクトップが)ユニフォームになっているのでこれで仕事をしないといけない」「ほぼ確実に毎回の収録で体調崩す」と打ち明けた。

次に2つめの地獄は“すぐお腹を壊す”ことだとし、「同じものを同じ時間に食べる無限ループ」という食生活を送っているため、「普段と違う高カロリーな食事をすると胃がびっくりしてすぐお腹を壊す」と明かした横川。

また、ここでも「デカ盛り・大食いロケのオファーがくる」というマッチョタレントの宿命があるとし、「食べないと『マッチョなのに食わないんだ』って空気になっちゃうので、とにかく詰め込む、お腹下すのは覚悟して」と語った。

そこで、「それでもタレントの仕事はやりたいんですか?」と質問が飛ぶと、横川は「タレントの仕事好きで、すごく楽しい。仕事って感覚がない、遠足みたいな」と答え、まさかの答えに一同は「小学生」「子どもすぎるって」と爆笑した。

そして、3つめの地獄は「糖質制限で頭に糖が回らずまともな会話ができない」というもの。「とくに大会に出る前は身体を絞るのでかなり糖質制限をする。極限の状態まで絞る。そうなると頭に糖が回らず会話ができなくなる」と語った横川。

生徒役で出演した筋肉芸人、マヂカルラブリーの野田クリスタルも「感覚で言うと1週間徹夜してるときみたい」と共感した。

そこオードリーの若林正恭が「マッチョに特化したテレビの企画あるじゃん。ああいうときは見せるために絞る?」と質問すると、横川と野田は揃って「身体作っていきますね」と回答。

「みんなボーッとしてる状態でロケ行ってるはず」と話す横川に続いて野田も「でもみんな程度が一緒なんで、逆に会話が成り立つ」と明かし、笑いを誘った。

また、大会前の極限状態なときに「この仕事が入ると地獄…」と、とある番組を挙げた横川。番組出演時の苦悩を明かす横川だったが、どこかズレた発言を連発する彼に一同からツッコミが飛び交う展開となった。

そのほか、「本当にキツかった」と振り返る過酷なロケや、大好きな二郎系ラーメンを食べに行く際の覚悟、“激辛大食いロケ”で起きた大惨事とその翌日に待ち受けていた悲劇などを告白した横川。

そんな彼は授業の最後に「筋肉に沼る前に覚えておいてほしい」と、筋トレにハマっている人へ贈る教訓を語った。