「地面師たち」「ギリギリダンス」「しかのこのこのここしたんたん」…「SNS流行語ランキング」1位は?
一般社団法人「ウェブ解析士協会」が、企業担当者がSNSに対する木本知識を持ち、運用できる資格「SNSマネージャー」が選定した「SNS流行語ランキング」(2024年7〜9月)を紹介しています。
「SNS流行語ランキング」は、「X」やインスタグラム、TikTok、YouTubeなどのSNSで流行している言葉の中から、SNSマネージャー有資格者への調査に基づきランキングを作成。2022年3月度から四半期ごとに最新の流行語ランキングを、年末には「年間大賞」をそれぞれ発表しています。
今回の調査は、10月1〜4日にかけて、インターネットで実施。ランキングは124の有効回答数で作成しています。
第3位は、Netflixのオリジナルドラマ「地面師たち」でした。俳優の綾野剛さん主演で、新庄耕さんの同名小説を実写化。土地の所有者になりすまして売却をもちかけ、多額の代金をだまし取る「地面師」の犯罪を描いています。
第2位は「無課金おじさん」でした。「パリ2024オリンピック」射撃混合10メートルエアピストル団体で銀メダルを獲得したトルコチームのユスフ・ディケチ選手の異名として話題になりました。同競技では、耳を守るイヤーマフや、狙いを定めやすくするため眼鏡などを装着して競技に臨む選手が多くいる中、耳栓のみで挑むディケチ選手に対し、ゲームなどで有料の装備や武器を買わずに遊ぶプレーヤーなどを指す「無課金」を引用して、話題になったワードです。
第1位は「50-50(大谷さん)」でした。米大リーグ「ロサンゼルス・ドジャース」所属の大谷翔平選手が、米大リーグ2024年シーズンで、ホームラン数と盗塁数を打ち出した記録です。1シーズンで本塁打数と盗塁数をともに40以上記録する「40-40」は米大リーグで過去5人しか達成しおらず、「50-50」は米大リーグ史上初となる記録になりました。