ブラジルでX再開、アクセス可能に 最高裁の許可受け

写真拡大

[サンパウロ 9日 ロイター] - 米実業家イーロン・マスク氏が所有する短文投稿サイトのX(旧ツイッター)は9日、ブラジルの一部ユーザーが再び利用できるようになった。ブラジル最高裁判所が8日、同国でのサービス再開を許可したことを受け、インターネットプロバイダーが対応している。

ブラジルの通信規制当局は9日、Xへのユーザーアクセスを可能にするようインターネットプロバイダーに指示したと発表した。

一部のユーザーは既にアクセスが可能となっており、「we're back(戻ってきた)」といったトピックがトレンド入りした。

まだアクセスできないユーザーもおり、当局はアクセス遮断の解除にかかる時間は各インターネットプロバイダーの作業によって異なると説明した。

最高裁は8日、Xが当初の方針を転換し、ヘイトスピーチの監視・削除や法定代理人任命に関する裁判所命令に応じたため、8月末に停止していたサービスの再開を認めた。