プロ野球西武は９日、西口文也２軍監督（５２）が新監督に就任すると発表した。

　渡辺久信監督代行（５９）は兼務するゼネラルマネジャー（ＧＭ）職も解かれ、監督を休養している松井稼頭央氏（４８）と共に退団する。

　西口氏は立正大からドラフト３位で西武に入団。２年目に１６勝を挙げてから７年連続２桁勝利を達成するなど、通算１８２勝をマークした。１９９７、９８年には最多勝を獲得。２０１５年の現役引退後はコーチなどを経て、２２年から２軍を率いている。

　奥村剛球団社長は、西口氏の起用を決めた理由を「ライオンズ一筋の愛を持ち、再建に尽力してもらえる人材」と説明した。