20代の被害女性が弁護士を通じてコメント、元ジャンポケ斉藤慎二氏の書類送検を受け

写真拡大

お笑いトリオ「ジャングルポケット」元メンバーの斉藤慎二氏が(41)が、20代女性への不同意性交などの疑いで書類送検され、所属事務所から契約解除されたことを受け、被害女性は9日、弁護士を通じてコメントを発表した。

【動画】被害女性がコメント…“性的暴行”疑いの元ジャンポケ・斉藤氏

「今年の7月に斉藤氏から性被害に遭いました。そのことで心身ともに深く傷つきました。その傷は今も癒えていません」と現在の心境を吐露した。

さらに「今回の事件報道をきっかけに、インターネット上で、いわれのない非難や、被害者を特定しようとするコメントが多くみられます。さらに、初対面で、早朝のロケバス内の出来事にもかかわらず、斉藤氏の家族から私に『行為があった』と、まるで私に非があるかのような事実と異なるコメントが出されたことが、それに拍車をかけています。警察は十分な捜査を遂げた上で書類送検しました」と訴えた。

これは、斉藤氏の妻でタレントの瀬戸サオリが「一部事実と違う報道がされております」と発表したことへの反論だ。

最後に「事件だけでなくその後の状況に、恐怖を感じ、眠れない日が続いています。私だけでなく家族も精神的負担を感じています。どうか、そっとしておいていただきたくお願いします」と訴えている。

今回の書類送検を受け、吉本興業は7日、斉藤氏とのマネジメント契約を解除したことを発表した。「斉藤に対する重大な契約違反の疑いについて、弁護士の助言等を受けつつ、当事者の名誉・プライバシー・健康状態等に配慮し、関係者等と協議しながら慎重に事実確認を含めた対応を行ってきたところですが、斉藤とも協議の上、マネジメント契約を解除いたしました」と説明していた。

また、契約解除発表の翌8日、メンバーのおたけ(41)と太田博久(40)が、そろってSNSでコメントを発表した。

おたけは「謝って許される事ではないのはわかっているんですが、本当に申し訳ありませんでした。なんでこんな事になってしまったのか、強い苛立(いらだ)ちと悲しみが込み上げています」と謝罪。太田も「17年間、皆様に笑いを届けるため3人で頑張ってきましたが、このような形で応援してくださる皆様を裏切る事になってしまった事が本当に悔しく、やりきれない思いでいっぱいです」と胸中を吐露した。