SEGA『SHINOBI 忍』ハリウッド映画化、『タイラー・レイク』監督が就任 ─ 現代忍者ジョー・ムサシの戦い描く

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SEGAの人気ゲーム『SHINOBI 忍』が、米ユニバーサル・ピクチャーズにて映画化を果たすことがわかった。監督は『タイラー・レイク』シリーズのサム・ハーグレイヴ。米などが報じている。

『SHINOBI 忍』は1987年にアーケードで登場し、翌年には全米でも大ヒットとなったゲームタイトル。現代忍者ジョー・ムサシと、闇の世界を牛耳る犯罪シンジゲートZEEDとの戦いを描く、横スクロールアクションゲームだ。これまでに14の続編が発売されている。

脚本はApple TV+「サニー」のケン・コバヤシ。SEGAから中原徹もプロデュースに加わる。ほか、『ラ・ラ・ランド』(2016)などのマーク・プラット、『ドライブ』(2011)アダム・シーゲルも製作を務める。

いくつものツボを押さえたトレンド最前線の作品となりそうだ。まずユニバーサルは、『ザ・スーパーマリオ・ブラザーズ・ムービー』(2023)や『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』(2023)といったゲーム原作の映画をヒットさせており、SEGAとしては『ソニック・ザ・ムービー』の成功もある。そして題材としては「Ghost of Tsushima」やといった、アメリカにおける日本趣味ブームの時流にも載っている。

監督のサム・ハーグレイヴはスタントマン出身で、の『タイラー・レイク』シリーズで骨太なアクションを演出した。近年は『ジョン・ウィック』などのハードなアクションが好まれる傾向にあり、ハーグレイヴはその表現者として相応しい。

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