イスラエルのレバノン地上作戦「限定的」、国連軍の危険望まず=米国務省

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[ワシントン 7日 ロイター] - 米国務省は7日、レバノンの国連平和維持軍がイスラエルによる攻撃を含めいかなる形の危険にさらされることも米国は望んでいないとの考えを示した。

国務省のマシュー・ミラー報道官はまた、イスラエルがレバノンで行っている地上作戦について、米政府は現時点でも限定的なものと見なしていると言及。レバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラをイスラエルが攻撃する際、国際人道法を順守し、民間人の犠牲を最小限に抑えると予測していると述べた。

国連レバノン暫定軍(UNIFIL)は6日、レバノン国内の駐留地近辺での「イスラエルの活動」に深い懸念を表明。ミラー報道官はこれについて「米国はUNIFILがいかなる形の危険にさらされることも望んでいない。UNIFILはレバノンの安全保障に重要な役割を果たしている」と語った。