秋田朝日放送

秋田県湯沢市で7日、小学生と高校生が春に自分たちで植えたサツマイモを収獲しました。子どもたちは土に触れ農作業の大変さと収獲の喜びを味わいました。

サツマイモの収獲体験は地元の子どもたちに身近な農業について親しみ理解を深めてもらおうと湯沢青年会議所が企画しました。湯沢市内の小学校と高校合わせて4校の児童と生徒170人あまりが参加し5月に自分たちで植えたサツマイモを収穫しました。

サツマイモは肥料や農薬を使わない有機栽培を行い、夏の間、高校生が草取りをするなどして管理してきました。子どもたちは土の中にしっかり根を張り大きく立派に成長したサツマイモを傷つけないようスコップなどを使って慎重に掘り出していました。

収獲したサツマイモは子どもたちが持ち帰ったほか、今後、地元の菓子店やレストランと連携して開発する新商品の材料として使われるということです。