ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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地区シリーズ第2戦

 米大リーグは6日(日本時間7日)、地区シリーズのドジャース―パドレス第2戦がドジャースタジアムで行われ、10-2でパドレスが勝利した。7回には観客がグラウンドにものを投げ込むなど騒然とした雰囲気に。ドジャース先発のジャック・フラハティ投手は、口論した相手の主砲マニー・マチャドについて「こちらのダグアウトにボールを投げ込んできた」と主張している。

 6回、フラハティはタティスJr.に死球を与え、次打者プロファーが捕手スミスと言い合いになるなど緊迫ムードが漂った。マチャドを空振り三振に仕留めた際、フラハティは激しい口調で何かを発していた。その後、三塁守備についたマチャドとベンチのフラハティが口論するシーンも中継映像に映し出されていた。

 米カリフォルニア州地元局「NBCロサンゼルス」のマイケル・ドゥアルテ記者は、試合後の取材に応じたフラハティの映像をXに公開。「彼ら(パドレス側)は僕のタティスに対する投球が気に入らなかったようだ。6回先頭の打者にわざと死球を当てる理由なんてない。時にはそういうことも起こる。それに彼らは不満だったようだ」と一触即発の場面を振り返った。

 マチャドと対戦したシーンについては「重要な局面でマチャドから三振を奪って興奮した。気持ちが高ぶっただけさ。彼自身もイニング間に馬鹿げたことをしてきたしね」と説明。続けて「こちらのダグアウトに向かってボールを投げてきたんだ。それに対するひと悶着の最後の部分で僕と彼が言い合う姿が映されていたんだ」と主張した。

 マチャドがドジャースベンチにボールを投げこんだ後については「審判はすぐに彼(マチャド)のところに行った。何を話していたのかは分からないけど、我々ベンチは怒っていたよ。そんなことをする必要なんてないはずだからね」とコメント。この試合は7回に観客がグラウンドにものを投げ込むなど騒然とした雰囲気になっていたが、その“伏線”もあったようだ。

(THE ANSWER編集部)