コートにもなる寝袋「モモンガ2WAY クラシック」を試してみた
こちらは「かいサポ（お買いものサポーターチーム）」が編集・執筆した記事です。
気候変動の影響か、ここ数年は秋がとても短くなったような気がします。今年も、夏が終わったとたん、一気に寒くなってしまうのでしょうか...。
というわけで、ぼちぼち冬物を物色し始めていたところ、昨年気になっていたアイテムの新型が登場していました。
一度見ると忘れられないインパクトを持つ「着る寝袋 モモンガ」の2WAYバージョン「モモンガ2WAY クラシック」です。さっそくレビューしてみましょう。
寝袋に入ったまま動き回れるコンセプトはそのまま
「モモンガ」といえば、足先が2股に分かれていて、そのまま歩くことができるという斬新なコンセプトがユニークな寝袋。もちろん「モモンガ2WAY」も、そのコンセプトを忠実に受け継いでいます。
まず、寝袋としての機能には妥協がありません。フードにはドローコードも装備され、きちんと締めることで首元から内部の熱が逃げるのを防いでくれます。
その「着る寝袋」を、実際に着用してみた様子はご覧のとおり。さすがに全速力で走るのは厳しいですが、見た目によらず、歩くときに不自由を感じることは特にありません。
当然ながら、キャンプなどのアウトドアで活躍してくれるのは間違いないところ。合わせて「モモンガ」は、部屋着にして暖房光熱費を節約するという使い方も提案されています。
寝袋である以上、全身の熱をしっかり蓄えて逃さないのは当然の仕様。5層構造の複層生地は、文句なしの保温性、断熱性を確保しています。
比較的温暖な地域なら、暖房器具を使わず、「モモンガ」を着るだけで快適に過ごせる可能性もあると思います。
足先を取り外せば、ロングコートに変形
しかし、「モモンガ2WAY」の真価はここから。新しいシステムの導入によって、本当に使える仕様に進化しているのです。
従来の「モモンガ」とは違い、足先が切り離せるように改良された「モモンガ2WAY」。ジッパーをぐるっと開いて分離すれば、ロングコート仕様に変形します。
その様子は、上の画像でご確認ください。
本来、これは寝袋なのだと誰も気付かないレベルで、完全にロングコート化しています。むしろ、ロングコートの状態がデフォルトなのではないかとすら思えますね。
この変形システムは、「モモンガ2WAY」を気兼ねなく外出着としても使えるようにしてくれています。また従来版のデメリットだった、トイレに行くときに脱ぐのが面倒という問題も、スマートに解決しています。
ルームソックスシューズも進化
さらに、オプション購入できる「ルームソックスシューズ」も、しっかり進化しています。
足首の部分にドローコードが追加されており、締め付けることができるようになりました。
これによって、歩き回っても脱げそうになることがなくなり、さらに快適に。同時に、足底の素材も滑りにくい素材に変更され、部屋着としての使い勝手が大幅にアップしています。
もちろん、「モモンガ」本体と同じ5層構造の生地を採用しており、保温性もバツグンです。
使わないときは専用袋に入れてクッションに
使わないときに、折りたたんで専用ケースに入れることでクッションとして使用できるところも、従来版と同様です。
裏面はボア生地になっているので、リバーシブルで使い分けも可能になっています。クッションとしても使えるということは、実質は3WAYと言うべきですよね。
外出時のスタイリッシュさも手に入れて、省エネアイテムとしても、防災グッズとしても活用できる「モモンガ2WAY」は、まさに “着る暖房器具”。まったく新しい冬のアイテムとして、さらに人気を集めそうな予感があります。
現在machi-yaでは、ブラックウォッチ柄が映える「モモンガ2WAY クラシック」のプロジェクトを公開中です。有利なリターンが終了してしまう前に、お早めのチェックをお忘れなく！
>> 【未来の暖房服２WAY】家も外もぽっかぽか！クラシックコートに変身、足元も暖かい
Photo: 田中宏和
Source: machi-ya
