大阪から帰福し、ファンに声をかけられるソフトバンク・小久保監督

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 ソフトバンク・小久保裕紀監督(52)が24日、ケガで離脱中の柳田悠岐外野手(35)、近藤健介外野手(31)、本塁打キングを独走する山川穂高内野手(32)の「開幕クリーンアップ」の今後の起用プランについて説明した。

 右太もも裏のケガから復帰を目指す「3番・柳田」は20日の二軍戦で実戦復帰。ここまでは指名打者での出場が続くが、小久保監督は「今週末に守備に就く。フェニックス・リーグはどうなるか分かんないんですけど、ホークスには三軍戦がある。その辺を使ってのプランが上がってきてる」と明かした。

 16日のオリックス戦で右足首を負傷した「5番・近藤」は松葉づえ姿で胴上げに参加。復帰時期は未定だが、指揮官は「これは本当に選手生命を脅かすことになるかもしれないので、当然焦らすことはないんですけど」と前置きをした上で「(CSで柳田が守れて)近藤がもし打てるだけであれば、指名打者に回せる」と語った。

 小久保監督は残り試合、選手のタイトル争いも考慮していく考えも示した。現在、32本塁打で2位以下に圧倒的な差をつけている「4番・山川」については「あいつはタイトルあるから、ずっと出します」と語った。