9月20日試合終了時点のセ・リーグ順位表

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プロ野球セ・リーグは20日、各地で3試合が行われました。

3位広島と対戦した首位巨人は3回、吉川尚輝選手の2点タイムリーや岡本和真選手の今季26号2ランで4点を先制。さらに7回には6本のヒットで、再び一挙4得点で広島を突き放しました。投げては先発の井上温大投手が5回1失点の好投で今季8勝目。巨人は引き分けをはさみ、4連勝となりました。広島は今月3度目の4連敗と、9月は3勝14敗と苦しんでいます。

2位阪神と対戦した4位DeNAは、6-5と1点リードで迎えた7回、宮崎敏郎選手のタイムリーで1点を奪うと、筒香嘉智選手が今季7号2ランを放ち、粘る阪神を終盤で突き放しました。阪神は投手陣が12安打9失点と崩壊しました。

5位ヤクルトと対戦した6位中日は初回、村松開人選手、福永裕基選手、細川成也選手の3本のホームランで4点を先制。その後同点に追いつかれた7回は、再び村松選手、福永選手、細川選手の3選手がタイムリーを放ち、中日が打ち勝ちました。ヤクルトは村上宗隆選手が2打席連続ホームランを放ち、リーグ最速の30号に到達しています。

この結果、首位巨人が勝利し、2位阪神が敗れたため、巨人の優勝マジックは「6」となりました。また、3位に「0.5ゲーム差」で迫る4位DeNAが勝利し、3位広島が敗れたため、DeNAが3位浮上となりました。

【20日の試合結果】
◆巨人 8-2 広島
勝利投手【巨人】井上温大(8勝5敗)
敗戦投手【広島】大瀬良大地(6勝6敗)
本塁打【巨人】岡本和真26号

◆DeNA 9-6 阪神
勝利投手【DeNA】伊勢大夢(1勝2敗)
敗戦投手【阪神】西勇輝(6勝7敗)
本塁打【DeNA】オースティン24号、筒香嘉智7号

◆中日 7-6 ヤクルト
勝利投手【中日】勝野昌慶(1勝1敗)
敗戦投手【ヤクルト】田口麗斗(1勝4敗7S)
セーブ【中日】マルティネス(1勝3敗40S)
本塁打【中日】村松開人1号、福永裕基5号、細川成也21号【ヤクルト】並木秀尊1号、村上宗隆29号、30号