Photo: 田中宏和

この記事は2024年2月29日の記事を再編集して公開しています。

こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。

日米特許を取得済みの先進的なシェーバーは、デザイン性の高さも兼ね備えていました。

「OneBlade」は、カミソリ刃に3次元的な動き(ゆとり)を持たせ、首振り機構と組み合わせることで、スムーズな剃り心地を実現したT字シェーバー。

この度、サンプルをお借りすることができたので、早速試用してみました。3枚刃、5枚刃が当たり前というこの時代に、あえて登場してきた1枚刃シェーバーの実力を、レビューしていきましょう。

クールなデザインが所有欲を満たしてくれる

Photo: 田中宏和

「OneBlade」をレビューするにあたり、まず最初に書くべきなのは、やはりこのルックスについてでしょう。

後で書きますが、剃り味は期待通りでしたし、深剃りにも不満はありません。基本的な性能から書き出すべきかなと思わなくもないのですが、個人的に最も惹かれるのは、やはりこの造形の良さなのですよね。

Photo: 田中宏和

お借りしたのは「Hybrid」というミドルグレードでしたので、グリップの部分はプラスチック製でしたが、それでも十分に満足できるものでした。

ちなみにベーシックグレードの「Core」は、ヘッド部分がPPS樹脂製になっていて、浅剃りタイプ。逆にハイグレードの「Genesis」は、柄の部分までステンレス製で、深剃りタイプとなっています。

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個人的には、予算が許すなら「Genesis」が欲しいところ。剃りの深さはさておき、シンプルにかっこいいので。

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刃にゆとりを持たせた特許技術

Photo: 田中宏和

「OneBlade」のカミソリ刃には、3次元的な“ゆとり”が設定されています。

意図せず刃が抜け落ちてしまう不安感はありませんが、ヘッドの中で刃が自由度高く動く様子は、上のGIF動画でご覧のとおり。

これがひとつ目の特許技術「アクティブフローティングブレードシステム」ですね。

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もうひとつは、こちらの「ピボットヘッド」機能。内蔵しているバネによって、肌に当たる刃の角度を適切にコントロールしてくれます。

1枚刃にもかかわらず、しっかりヒゲを切り落としてくれるのは、常に理想的な角度を維持してくれるこれらの特許システムのおかげなのです。

実際に使ってみた実感としては、「アクティブフローティングブレードシステム」のほうが、より効いているという印象でした。

日本製「フェザー ハイ・ステンレス FHS−10」が指定替刃

Photo: 田中宏和

「OneBlade」は、替刃に日本のフェザー安全剃刀株式会社製「ハイ・ステンレス FHS−10」を指定しています。

「FHS−10」に合わせて設計を起こしているということなので、むしろ指定替刃というより、「FHS−10」こそが本体と言ってもいいかもしれません。

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研究機関の試料作成などでも活躍している「FHS−10」は、申し分のない品質の高さを誇るカミソリ刃。

まさにお墨付きで、「OneBlade」の実力を強力に支えてくれています。

細かいストロークで剃り進める

Photo: 田中宏和

メジャーメーカーが採用している3枚刃や5枚刃は、ヒゲを深く剃るために開発された仕組み。最初の刃が当たることで引っ張り出されてきたヒゲが、カットされて元に戻り切る前に、次の刃によって追撃を加えられ、より毛根に近いところをカットできるというわけです。

しかし、特許技術を搭載しているとはいえ「OneBlade」は1枚刃。

そこで、「OneBlade」で深剃りするために、上のGIF動画のように下から上に向かって細かいストロークで素早く滑らせる方法が、オススメ。ゾリゾリというヒゲが剃られる音がしなくなるまで繰り返せばOKです。

Photo: 田中宏和

シミだらけの肌を晒すのは少々恥ずかしいのですが、剃ったあとはご覧の状態に。「OneBlade」がキチンと仕事してくれているのがお分かりでしょう。

Photo: 田中宏和

複数枚刃のように、刃と刃の間にヒゲが目詰まりしないところも、1枚刃である「OneBlade」のメリットとなります。

流水で水洗いするだけでキレイになるので、後片付けもラクチンですよ。

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Source: CoSTORY