4回、村上は山本の打球を体に受ける(撮影・山口登)

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 「阪神−DeNA」(11日、甲子園球場)

 阪神の先発・村上は7回5安打3失点と踏ん張った。右ふくらはぎに打球を受けながらも、103球の熱投を見せた。

 初回、牧に20号ソロを被弾し、先制点を献上。1−1の三回は無死一塁からジャクソンが一塁前に転がしたバントを大山が処理。二塁への送球がそれてしまい無死一、二塁にピンチは広がった。(記録は犠打野選)。その後、牧に左前適時打を浴び、佐野の二ゴロの間に3点目を奪われた。

 1−3の四回は2死から山本の打球が右ふくらはぎに直撃。ヒヤリとする場面だったが、村上は三塁方向へ転がる打球をすぐさま拾い上げ、一塁送球でアウトとした。

 同点に追いついた直後の七回は先頭・宮崎に左前打を許したが、筒香を3打席連続三振に斬るなど、後続を断った。