仲が良かったタレントたちを外す動きも…フワちゃん″暴言″騒動で変わるキャスティング

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″暴言投稿″騒動は収まらずドロ沼化

『24時間テレビ』(日本テレビ系)のチャリティーマラソンランナーを務めた芸人・やす子(26)への″暴言投稿″で大炎上したフワちゃん(30)。彼女が芸能活動休止に追い込まれて1ヵ月になるが、騒動は収まる気配がない。

「問題となった投稿をした際、フワちゃんは『Aマッソ』加納愛子(35)、『トンツカタン』森本晋太郎(34)と旅行中だったことから、二人の関与が疑われています。フワちゃんは否定していますが、8月31日に『NEWSポストセブン』が″やす子の投稿を発見してフワちゃんに見せたのは加納″で、″謝罪文の文言などを巡って、当事者の事務所間でトラブルになっていた″などと報道。ドロ沼化しています」(芸能ライター)

制作会社ディレクターは「すでに、フワちゃんと仲が良かったタレントたちをキャスティングから外す動きが出始めている」と打ち明ける。

「芸能界はイメージ商売。フワちゃんを最初にテレビで紹介した指原莉乃(31)がインスタグラムのコメント欄を閉鎖したのは賢明な判断でしょう。″類は友を呼ぶ。あえて今、起用する必要はない″と、座付きの放送作家を含め、フワちゃんと親しいタレントたちが敬遠され始めているのです」

なかでも、騒動の発端を作ったと「NEWSポストセブン」で名指しされた『Aマッソ』加納のキャスティングを控える動きが加速しているという。

「加納は5年前にも、″大坂なおみ(26)に必要なもの″というテーマの漫才で『漂白剤』と発言。人種差別だと大炎上して、所属事務所が公式に謝罪しています。実はこの件で『Aマッソ』は一度、干されかけています。そこから賞レースなどで結果を出して今の地位を築いたのですが、今回の件と合わせて″人を見下す危険思想の持ち主なのでは?″という声があがっている。怖くて使えない、というのがホンネでしょう」(放送作家)

フワちゃんの大炎上を受けて、「SNSのフォロワー数を根拠としたキャスティングを見直す動きも出始めている」とキー局プロデューサーは反省する。

「スポンサーは若い視聴者を重視しています。だからこそ、フワちゃんや人気ユーチューバーなど、若い世代に影響力があると思われるタレントを起用してきたのです。ただ、彼女たちが出ているからといって、必ずしもコア視聴率(13〜49歳男女の視聴率)のアップには結びついていない。安易なキャスティングを反省していますよ。″テレビには出ない″発言をした『令和ロマン』の高比良くるま(30)も芯を喰った発言が受けていますが、炎上リスクもあるので、業界での評価は賛否ありますね」

フワちゃんがテレビから消える一方、仕事を増やしそうなタレントもいる。

「あのちゃんです。アーティストとして『NHK紅白歌合戦』にも出ているし、不思議系キャラだから大物に毒を吐いても許される雰囲気があるのが強い。あとは、ゆうちゃみ(22)ら次世代ギャルタレントたちの引き合いが多くなりそう。ギャルの世界は上下関係が厳しく、目上の人にキチンと敬語を使えますからね」(同・キー局プロデューサー)

テレビで見かける若手タレントの顔ぶれがガラリと変わりそうだ。

『FRIDAY』2024年9月20日号より