最大1296通りにカスタマイズ可能。素材すべてが再利用できるシューズ

2024年9月6日 12時0分

猛暑の日々から、急激になんとなく秋の匂いがしはじめてきた東京。今回は、いく通りものカスタマイズが可能で秋のファッションをたのしめる、組み立て式シューズをキャッチアップしました。

6つのパーツで自分だけのオリジナルモデルも

ボクがキャッチしたのは、スペインはマヨルカ島発のシューズブランドCAMPER（カンペール）からリリースされた「ROKU（ロク）」です。

CAMPERといえば、90年代にヒットした末広がりソールのブーツ「BROTHERS（ブラザーズ）」シリーズや、左右非対称なデザインの「TWINS（ツインズ）」シリーズなどがあまりに有名なシューズブランド。そんなCAMPERから自分で組み立て＆カスタマイズ可能な、まるでオモチャのブロックみたいなシューズが登場しました。

その名も「ROKU」。名前の通り、日本語の6（ロク）を意味しており、ニットアッパー、インナーソックス、アウトソールとインソール、シューレース、そしてラバーバンドの6つのパーツで構成された、人間工学に基づいた設計の組み立て式シューズです。

完全体の既製品として販売されているだけでなく、4種類のパックでパーツごとに別々に購入することも可能なので、それぞれの好みのカラーを選び、自分だけのオリジナルモデルが作れます。

現在、6色のカラー展開で、最大1296通りものカスタマイズが可能。だから、カスタマイズだけで、かなり遊べちゃうシューズなんです。

もちろん履き心地もいい感じ

インナーソックスをしっかりホールドする一枚仕立てのニットアッパー、フィット感がすばらしい3Dソックス、クッション性のあるフットベッド、そして歩行時の衝撃をしっかり吸収する軽量アウトソールを採用しているので、履き心地も良く、とても歩きやすいんです。

素材には、製造過程から回収したスクラップや副産物を51%含んでおり、最小限の材料使用で、しかもすべて再利用が可能。パーツは、すべてラバーバンドによって戦隊系合体ロボットみたいにひとつに合体しているから簡単に分解、交換が可能で、接着剤を使用せず、環境にもやさしい。パーツの寿命が尽きたら交換して、古いパーツは再利用に。