雨天のなか力投する楽天先発・岸孝之 (C)Kyodo News

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● 楽天 0 − 6 オリックス ○

<20回戦・楽天モバイル>

 楽天は2試合連続となる今季16度目の完封負け。連敗で再び貯金が消滅し、ともに敗れた2位・日本ハム、3位・ロッテとのゲーム差を詰めることはできなかった。

 前夜零敗を喫している打線は初回、オリックス先発・宮城に対し一死満塁の好機を作るも、5番・浅村は空振り三振。続く小郷も三ゴロに倒れ先制点を奪えなかった。

 2回以降は立ち直った宮城の前に凡打の山。6点を追う8回は二死一、三塁と久々のチャンスだったが、4番・阿部が三ゴロに倒れ本拠地ファンからため息が漏れた。

 9回も得点を奪えず2試合連続の完封負け。これで28日の日本ハム戦(エスコンF)の7回から、21イニング連続無得点となった。

 先発の岸は降雨中断もありながら5回8安打1失点の粘投。しかし2番手の弓削が3失点、3番手の松田も2点を失い、岸はリーグワーストタイの10敗目(3勝)を喫した。