「まっくろくろすけみたい」だった子猫が、もふもふの“美ニャン”に 黒猫の成長ビフォーアフターに驚きの声
「おっきくなったよね!」
黒猫の子猫時代と現在、成長を比較するビフォーアフター写真がX(旧Twitter)で話題になっています。
投稿したのは、飼い主のあんころきなこ(@ankororineko817)さん。投稿された2枚の写真には、愛猫の「あんころ」くんが写っています。
1枚目は、お迎え当初、部屋の隅で丸まって座る子猫のあんころくん、2枚目には、ビロードのように美しい被毛が目を引く成猫になったあんころくんの姿が。小さくはかなげな様子だったあんころくんは、見違えるほど立派に成長したことが見てとれます。
この写真が公開されると、約8000件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「黒モフちゃんの子猫ちゃんって、何てかわいいんでしょう。おっきくなったお姿ももふもふかわいいです」「すごい、部屋の隅のまっくろくろすけみたいな黒ちゃんが猫ちゃんになってる……!」など、あんころくんの成長を目にして心を揺さぶられる人が続出しています。
あんころくんと飼い主さん、どのように出会い家族になったのでしょうか? 詳しいお話を伺いました。
保護猫だったあんころくんをお迎え
――投稿された2枚の写真について。それぞれ、あんころくんが何歳のときに撮影したものでしょうか?
「1枚目は、お迎えしてすぐのころで、おそらく生後推定5週目くらいだと思います。2枚目は、投稿日の8月17日、お迎えしてから2年目になる記念日に撮ったもの。あんころは、2歳になりました」
――あんころくんをお迎えした経緯についてなるべく詳しく教えてください。
「ずっと、『猫と暮らしたい』という気持ちを抱いていました。あるとき、保護猫に関するウェブサイトで黒猫のきょうだいに目が留まり、『ぜひ、お迎えしたい』と思いすぐに連絡。実際に会いに行ったとき、私のもとへ近寄って来てくれたのがあんころでした」
――お迎え当初、あんころくんはどのような様子でしたか? 当時を振り返って、印象に残っているエピソードがあれば、ぜひ、お聞かせください。
「家にやって来た頃は、少し痩せてはいましたが、よく食べよく遊び、元気いっぱいな“いたずらっ子”でした。家中を走り回り、触れようとするとすぐに甘噛み。私にとって、あんころは初めてお迎えする猫だったので『なでさせてくれる子猫なんて都市伝説のようなものだな』と思っていました(笑)。お迎え当時は、元気が良すぎる子猫のあんころに戸惑うこともありましたが、『猫が家にいる!』というだけで、とてもうれしく楽しかったです」
――あんころくんはどのような性格の猫ちゃんですか? また、同居している猫「きなこ」くんとの関係性についても教えてください。
今でも、好奇心いっぱいのいたずらっ子です。そして猫なのに超社交的で、来客があっても驚くことなく自らあいさつする人懐こいところもあります。あんころをお迎えした1カ月後に、きなこを保護しました。きなこに対しても、あんころは最初から積極的に距離を縮めていましたね。きなこは、ちょっかいを出されるとめんどうそうにしていることもありますが、とても仲良しです。寒くなると、よく2匹でくっ付いて寝ています」
――飼い主さんが思う「保護猫と暮らす魅力」とは?
「猫は、日々、癒やしを与えてくます。毎日のお世話からハプニングまでもが楽しい。夫婦で猫の話ができると和む、そんな優しい時間を作ってくれます。私は掃除が得意でなかったのですが、猫のためならできてしまう。あんころのいたずらのおかげで、以前より整理整頓もできるようになりました」
(まいどなニュース特約・梨木 香奈)